いよいよ始まった「XP外し」 Vista/7に最適化されたHDDが登場

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今後しばらくXPを使い続けるつもりの人もいるかもしれないが、ハードは新OSへの最適化が進んでいる。Vistaと7で優れたパフォーマンスを発揮する新技術「Advanced Format Technology」を搭載したHDD「WD10EARS」がWestern Digitalから発売された。

「Advanced Format Technology」は、従来512バイトで区切られていた物理セクタを4096バイトに変更することで容量効率を高める技術だ。HDD容量のロスが少なくなるほか、エラー訂正率もアップするといったメリットがある。
XPでこの機能を利用するには、7-8ピンにジャンパを設定するか、Western Digitalが提供しているユーティリティの追加が必要となる。ただし、仮想化ソフトを利用できないほか、記憶領域が1パーティションのみという制限が付けられている。
いよいよ始まったハードウェアの最新機能での「XP外し」。今後は4096バイトセクタのHDDが主流になっていく見込みなので、最新のハードウェア環境をXPのままで利用し続けようと考えている人は注意しよう。

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Advanced Format Technology対応の「WD10EARS」は1Tバイトのモデルが1万円程度で販売されている

WD Align System Utility

Windows XPでは再設定が必要な1TB HDDが発売

2009年12月14日 13時14分
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