DVDドライブって、いくら何でも種類が多すぎやしないか!?  どれを買えばいいのか分からない。

確かにたくさんの種類がある だからこそ、それぞれの特徴をきちんと把握して、自分の用途に合ったものを選ぼう
DVDドライブを買うとき、まずチェックすべきは「データの書き込みを行うか」。DVDビデオの再生やDVD-ROMのチェックをするだけなら、再生専用の「DVD-ROM」ドライブを選べばよい。数千円で入手可能だ。
記録型ドライブは、書き込み可能なメディアによって名前が変わる。
左表の通り、記録型DVDメディアは書き込み回数、容量によって7つに分かれる。DVD±Rは1回記録したデータを書き換えられない半面、安価。DVD作成ソフトを使って動画ファイルをこれらのメディアに記録すれば、たいていのDVDプレイヤーやゲーム機で再生することが可能だ。また、1枚に2つの記録層を持ち、従来メディアの約2倍のデータを書き込める「DL」規格があるのも特徴だ。
データ書き換え可能なのがDVD±RW、DVD-RAMだ。ほかのプレイヤーなどとの互換性は低いが、データのバックアップ用途にはうってつけのメディアだ。
今、記録形DVDドライブを買うなら「DVDスーパーマルチ」ドライブがオススメだ。上記すべてのメディアへの書き込みが可能なので、種類を気にせずデータを保存できるぞ。ただし、一部メーカーでは、DVDスーパーマルチを「DVDマルチ」と表記しているので購入時にはスペックをチェック

記録型DVDメディアには以上のような種類がある。RとR DLは書き換え不可。RW、RAMは書き換えが可能だ。「−」「 」は、規格策定団体こそ違うが、現在では両方をサポートするドライブが多い

DVDメディアを扱えるドライブには表のような種類がある。予算に余裕があるなら、すべてのメディアに書き込みができる「DVDスーパーマルチ」ドライブがオススメだ。DVD-R DL、DVD R DLメディアを使いたいなら「2層対応」などと注記されたドライブを選ぼう。△は一部機種限定

DVDドライブには内蔵型と外付け型がある。写真はアイ・オー・データ機器の「DVD-SN18GLV」。内蔵型で接続方式はSerial ATA。このほかにパラレルATA接続の製品もあるので、購入時は自分のマシンの対応インタフェースをチェックしておこう

ノートPCなどでは外付け型のドライブを使うといい。写真はアイ・オー・データ機器の「DVR-UN18GLV」。接続方式はUSB2.0/1.1だ

DVDメディアを購入するときは、対応書き込み速度をチェックしておきたい。DVDドライブの対応速度よりも遅いメディアを買ってしまうと、DVDドライブの高速書き込み機能が宝の持ち腐れになってしまう

2007年06月19日 00時00分
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