XPの性能をパワーアップさせる「OptionOperator」

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初期状態のXPはOSの根幹部分の設定が旧世代のパソコン向けになっている。現代の高速なパソコンの能力を生かし切れていないのだ。ツールを使って設定を変更してやろう。XPカスタマイズツールはXPがリリースされてから8年の間に数多く公開されているが、最近注目なのが「OptionOperator」だ。

システムがファイルを管理するためのデータベース「MFT」のサイズ設定など、ほかのツールにない細かな部分まで設定できる。画面が日本語なので分かりやすいし、ヘルプが充実しているので使い方で困ることがない。またうまく使いこなせば高速化だけではなくセキュリティの向上にも役に立つぞ。
なお万が一のトラブルに備えてOptionOperatorは起動時にシステムの復元ポイントを作成することが可能だ。必ず利用しておこう。

■ 一味違うシステムの設定変更ツール

Option Operator
  
作者:Omokawa

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Option Operatorをインストールして起動すると「復元ポイントの作成」画面が表示される。「はい」をクリック。環境を元に戻したいときはスタートメニューで「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「システムの復元」を選べばいい

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ツリーの「スタートメニュー」→「全般」を開く。「メニュー表示までの遅延時間」のスライダーを左端に移動する

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ツリーの「システム」→「ファイルシステム」を開く。「マスターファイルテーブル(MFT)」を「最大」に設定する。ほかの設定項目は表を参考にしよう。「適用」をクリックする

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「設定の更新」画面が表示される。「再起動」をクリックするとパソコンが再起動し、高速化設定が有効になる

2009年08月06日 18時56分
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