地デジ攻略・快適再生編：激安モニタが液晶テレビに変身！

地デジ対応テレビがバンバン売られているけど、まだまだ値段が高い。取りあえず地デジを見たいだけなら地デジチューナを買ってアナログ用のテレビで地デジ放送を見るという手がある。だが、使い古しのアナログテレビだとせっかくの地デジを高画質で見ることができない。地デジチューナを持っているけどテレビを買い換えるほどの予算がない人にオススメなのは、フルHDを表示できる液晶モニタをテレビとして利用する方法だ。

モニタは年々安くなっており、テレビであれば5万円程度する24インチ前後のモデルが、モニタならば2万5千円程度で購入できる。HDMI端子で地デジチューナと接続すればテレビとして使うことが可能だ。もちろんパソコン用モニタとしても使える。サブマシンのモニタやデュアルディスプレイにすれば、ネットしながら地デジ放送を見ることだって可能になるぞ。

今回選択したのはBenQの「G2411HD」というモニタ。HDMI端子付きで人気のモニタだ。スピーカは付いていないがスピーカ端子があるので好みのスピーカを接続して使おう

地デジチューナとモニタをHDMIで接続すると完全にテレビとして使うことができる

もちろんパソコンにつないでパソコン用モニタとしても使うことができる。1つで二度おいしく使うことができるぞ

■分配器を使えば放送の視聴と録画が両立できるようになるぞ！

地デジチューナをパソコン用モニタに接続してテレビを見ていると裏番組の録画ができない。どうしても同じ時間に放送されている番組を録画したいときは分配器を買って壁から出ているアンテナ線を2つに分け、1つを地デジチューナに、もう1つを録画用のパソコンに接続しよう。チューナに接続したモニタで地デジを視聴しつつ、録画用のパソコンで裏番組を録画できるようになる。分配器を複数用意すれば複数台で録画することだって可能だ。

ただし分配器を通すと映像信号が少し弱くなるので、映像がカクカクした動きになってしまうことがある。正常に動作しないときにはブースターを導入しよう。電波が増幅されて動きがカクカクしなくなる。

分配器を通すとカクついたりする場合は、ブースターを導入しよう。5000円もあれば買うことができる