WiiでバックアップするためのcIOSがrev12にアップデート
Wiiでディスクをバックアップするための「cIOS」と呼ばれるカスタムファームウェアがrev12にバージョンアップした。最近はrev10が定番とされrev11は流出版のみ存在したが、番号を1つ飛ばしてrev12が正式リリースになったようだ。rev11からの修正内容を紹介。
ユーザーにとって大きな修正点としては、過去に動作しなかったUSBデバイスが動作可能になっているようだ。これによって、SD/USB Loaderなどを使ってUSBメモリや外付けハードディスクから自作ツールやバックアップソフトを起動できる確率が上がっている。
だが、人気の高いrev10と違ってIOS38をベースにしているためネット経由でインストールしない場合は用意すべきファイルが異なることと、rev10と違ってWiiのUSBポートが片方しか認識しない、USBデバイスの読み込みが若干遅れるなどの報告があることなどから、rev10が安定して動作しているなら無理してアップデートしなくてもいいかも。
ダウンロードはこちら。ちなみにインストールにはbannerbombなどを利用して、HomeBrewと呼ばれる自作ツールをWii上で動作させられる環境にしておく必要がある。
rev12の詳しい更新内容は以下の通り。
・IOS 38 v3610をベースにした
・シリアルナンバーLU64+のコンソールをサポート
・エラー001/002パッチシステムの改良
・カバーチェックパッチの追加
・EHCIモジュールの改良
・SDHCモジュールの改良
・DIPプラグイン追加
・ESプラグイン追加
・FFSプラグイン追加
・いくつかのパッチを修正
・その他の改良と修正
導入方法は以下のサイトを参考にするのがオススメ。
・☆Game Hack Laboratory☆ ☆Wii apps☆Custom IOS38 rev12 installer(cIOS rev12)リリース
・Perfectゲームラボ cIOS38 rev12 installer