無線LAN環境があれば出先でも自宅でもインストール可能。日本語化できないけど……
本誌1月号で、iPhone用のメールクライアントやGoogleマップアプリをiPod touchにインストールする方法を紹介した。ただ、母艦PCからtouchへWinSCPで接続する必要があるため、自宅に無線LAN環境がないとインストールを行うことができない。「自宅には無線LANがないけど、公衆無線LAN用にiPhoneアプリを入れたい」という人は、無線LAN環境下で下記の方法を利用しよう。WinSCPを使わずにiPhoneアプリをインストールすることができるぞ。メニュー表記が英語になるのがネックだが、本誌を見ながらメール設定などを行えば実用上の問題はないはず。
Installerを起動し、下部「Source」を開いて右上「Edit」をタップ。
左上「Add」をタップして「http://repo.us.to/」と入力し「OK」。
下部「Installer」を開く。「iPhone 1.1.1 Apps」「iPhone 1.1.2 Apps」と二つの項目が追加されているはず。自分のファームウェアに合ったバージョンをタップ。本誌通りに脱獄を行っている場合は「1.1.2」だ。
Installerから各種iPhoneアプリをインストールすることができる。
「Apple Google Maps」をインストールした場合は「Google Maps Prep」、「Apple MobileMail」をインストールした場合は「Mobile Mail Prep」を併せてインストールする必要があるので注意。あとは通常のサードパーティーアプリをインストールする場合と同様だ。
本誌の方法ではiPhoneアプリを日本語で利用できるが、Installer経由だとメニュー表記が英語になってしまう。本誌を参考にメール設定などを行おう。
※参考:母艦→touchのファイル転送に「TouchExplorer」
なお、超旬ツールで紹介したTouchExplorerは、USB経由で母艦からiPod touchへのファイル転送を行うフリーソフト。iPhoneアプリのインストールには利用できない(touch内ファイルのパーミッション設定が不能なので)のだが、自宅でWinSCPを使ったファイル転送ができない人にとっても、非常に有用なツールだと言えるだろう。NESのROMファイル転送などに利用して欲しい。