周囲2mを無線LAN圏域にするモバイルAP「どこでもWifi」

モバイル用のPCカードやUSB型データ端末は、ノートPCでネット接続できても、ニンテンドーDSやPSPでは使えないのが難点。そこで無線LANを使って、接続規格の問題を解消したのが「どこでもWifi」だ。モバイル型の無線LANアクセスポイントで、持ち主の周囲が無線LAN圏域になるため、無線LANに対応したあらゆるネット機器が利用可能になる。


どこでもWifiが1台あれば、皆でゲーム機を持ち寄ってネット対戦、といった使い方もできるぞ。通信料金は月額3880円の定額制。通信速度が最大204kbpsとかなり低速なのが難だが、ゲームやネット巡回、メールチェック程度であれば実用に足る。バリバリとネットを使うわけではないけど、ちょっとしたモバイル環境が欲しい、という人にうってつけだぞ。

■安価で使い勝手のよいモバイル環境

WILLCOM STORE|★どこでもWi-Fi


「どこでもWi-fi」は、ウィルコムとバッファローが開発した無線LANアクセスポイント。重量は約270グラム


電源には充電池「エネループ」を使用。連続使用可能なのは約3時間、普通の単三電池でも利用できるので、急な電池切れでも対応しやすい


電源スイッチの隣にAOSSボタンがあり、対応の製品とワンタッチで接続設定が行える


PHS端末なので、ウィルコムの携帯電話やスマートフォンと同様にWSIMカード内蔵。機種変更にも対応している

■TIPS:どこでもWi-fiは反応速度に優れる

どこでもWi-fiが使っているPHS回線は、イーモバイルなどが展開している大容量モバイル回線よりも反応速度に優れるという特徴がある。そのためネットゲームとは非常に相性がよく、ゲーマー必携のサービスとなっている。

2009年05月15日 18時35分
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