フリーの画像編集ソフトGIMPを使ってみたけど、いまいちスゴさが分からない。使いこなし方を教えて?

GIMPにプラグインを導入してみよう。数万円の画像編集ソフト並みの機能が無料で使えるようになるぞ。
フリーソフトであるにもかかわらずPhotoshopに匹敵する機能が人気の画像編集ソフト「GIMP」。標準機能だけでもかなり優秀だが、プラグインを導入することで、さらに多くの機能を追加できる。特に「Liquid Rescale」と「PSPI」の2つのプラグインは人気が高く、GIMPを使う上で必須ともいえる機能を追加してくれる、ぜひ導入しておいてほしい。
Liquid Rescaleは画像の選択した部分を伸縮させ、構図に変更を加えるプラグインだ。この機能を利用して写真に写りこんだ余計なものを削除したり、必要な個所だけ拡大することが可能になる。
PSPIはPhotoshop用プラグインをGIMPで利用可能にするプラグイン。Photoshopには優れたプラグインが多数あり、導入すると高度な画像加工を簡単に行えるようになる。
Photoshopのプラグインの多くはウェブで無料公開されているので、用途に合ったものを見つけたら、ダウンロードして使ってみるといいだろう。

Liquid Rescaleを解凍して作成されたフォルダをGIMPのインストールフォルダに移動する

GIMPを起動して画像を開き、「レイヤー」→「Liquid rescale…」を選択する

「Feautre discard mask」の「New」ボタンを押すと写真に写りこんだ不要な物体を削除できる

写真に写りこんでいる不要なものを塗りつぶす。少しはみ出るぐらいに塗りつぶしておこう

Liquid Rescaleダイアログの「Width」「Height」のサイズを少し縮めて「OK」を押すと塗りつぶした個所が削除される

導入後「フィルタ」→「Photoshop plug-in Settings…」を開き、Photoshop用プラグインを入れてあるフォルダを指定する

GIMPを再起動するとPhotoshopのプラグインが利用できるようになっているぞ

2009年03月10日 00時00分
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