どこでも俺環境! USBメモリにUbuntu構築 インストール編

準備編でライブCDの起動に成功したら、UbuntuをUSBメモリにインストールしよう。USBメモリ用のUbuntuインストーラが公開されているので、ダウンロードしてライブCD上で実行する。


注意しなければならないのがインストール先の設定だ。間違ってUSBメモリではなくHDDを指定すると、ウインドウズのデータがすべて消えてしまうので、慎重に確認しよう。インストールが完了したら、USBメモリを接続したままマシンを再起動。起動時にF 12キーを押して、起動メニューからUSBメモリを選択すればよい。なお、メーカーによっては起動メニューを表示させるキーが異なる場合があるので注意しよう。

■ UbuntuのライブCDを作成しよう

install_usb
  
作者:Ubuntu Japanese Team

「install_usb」をダウンロードしデスクトップに保存する

「install_usb」を右クリックしてプロパティを開き、「プログラムとして実行」にチェックを入れて「閉じる」をクリック

「install_usb」をダブルクリックするとダイアログボックスが表示されるので、「端末内で実行する」をクリック

USBメモリとして使いたい容量を指定するぞ。ここで確保された領域にはUbuntuは干渉しない。特に指定しない場合は「0」のままでよい

インストール先がUSBメモリになっているかを確認しよう。通常は「デバイスファイル」は「/dev/sdb」や「/dev/sdc」になっているが、「/dev/sda」などになっているとHDDがフォーマットされてしまうので、よく確かめよう。

「yes」と入力しEnterキーを押すとインストールが開始される

Ubuntuのインストールが完了すると、デスクトップに「boot.iso」が作成される。USBメモリを接続したままOSを再起動しよう

OSの起動時にF12キーを押すと起動メニューが表示されるので、USBメモリを指定しよう

■ USBブートできない場合は

起動メニューでUSBメモリからの起動を指定できない場合は、boot.isoを空のメディアに書き込み、起動ディスクを作成しよう。この起動ディスクを入れた状態でマシンを起動すれば、HDDより先にUSBメモリ内のUbuntuを読み込んで起動できるようになるぞ。

起動ディスクを利用する場合は、BIOSからDVDドライブを最初に読み込むように設定しておこう

■ USBメモリにOSをインストール! どこでも使える“究極のオレ環境”を作る

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2009年03月06日 20時33分
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