自作プログラムを動かせるようにCFWを導入したPSPで動作するファイル管理ソフト「PSP filer」の管理人が身勝手なユーザーの要望に対処するためのモチベーション維持のために募金を求めたところ「乞食だ」などと揶揄され怒り心頭。開発者がプログラムの公開を停止するという出来事が起きている。

こういったツールは「あって当たり前」「フリーで当たり前」という風潮があるのか、プログラムに対する感謝や評価がない環境というのは、周りが思っている以上につらいもの。周囲が本人のモチベーションを維持するために努力すると同時に、作者側にも「ユーザーの言うことは言葉半分に受け止める」というスルー力が必要だろう。

昨年夏にニンテンドーDSのマジコン上で動作する18禁同人ゲームをコミケで販売しようとしたところ、準備会やニンテンドーによって販売停止となったことがあったが、改造ゲーム機でしか動かせないゲームというのは軽く見られてしまうのだろうか。作者には、今度はぜひiPhoneアプリに挑戦してほしいものである。

・無料ソフト「PSP filer」開発者、ユーザーからの「文句」を腹に据えかねて開発・公開中止 - スラッシュドット・ジャパン
・DSの同人エロゲが発売中止に→制作者、任天堂に逆ギレ