隔離環境内で威力発揮! 「Virtual PC」活用テクまとめ
Windows上に別のPC環境を仮想構築できる「VirtualPC」は、怪しいプログラムや行儀の悪いソフトを使うのに最適。Linuxでウェブサーバを立ち上げればテスト環境も作れちゃう素晴らしすぎるフリーソフトだ。これまで紹介した記事をまとめてみたので、VirtualPCのすばらしさをを少しでも知って欲しい。
「VirtualPC」は、パソコン上に別のパソコン環境を構築して実行する仮想マシンツールだ。メモリやHDD容量などの設定を行って起動すると、仮想マシンの画面がウインドウとして表示され、普通のパソコンのように操作できる。
「フリーソフトの樹」では、先日一般公開されたWindows 7のベータ版を、マイクロソフトの無償ソフトウェア「VirtualPC」を使って安全にインストールする方法をまとめている。検証用のマシンを新しく購入することなく完全無料でWindows7を体感できちゃうぞ。
VirtualPCには、起動中の仮想マシンのメモリの状態を丸ごと保存して次回起動時に再現する「状態を保存」機能が用意されている。アプリを実行している状態で保存しておけば、次回起動時に素早く使用できるので便利だ。
仮想マシンなら特別なツールを使わなくても、関連するファイルをコピーしておくだけでクリーンな環境をバックアップできる。以前の状態に戻したくなったら、バックアップしておいたファイルを逆にコピーすればいい。サイズが大きいのでFastCopyを使おう。
怪しげで危険な作業の実験用には、VirtualPCなどの仮想PC環境が便利。仮想OSを再インストールすればどんなトラブルもなかったことにできる。だが、その手間が面倒だ。再インストールが超ラクになる専用CDを作ろう。
通常、仮想OSで起動されるWindowsは、それ自体が一つのウインドウ。フルスクリーンモードのゲームをウインドウで遊べるため、メインOSでブラウザを起動し攻略サイトを見ながらゲームを楽しむなんてことも可能だ。
ウイルス対策ソフトが警告を発しなくても安心するのは早計。ウイルス対策ソフトは新規のウイルスにすぐ対応できるわけではなく、未知のウイルスだった場合はお手上げなのだ。万全を期すなら危険なファイルの実行は仮想化環境下で行うといいだろう。
ゲームパッチなどを安全に動かす環境を構築するチュートリアル。ライセンスは守ろう!
#仮想環境をたくさん作り続けると困るのがHDDの容量だが、最近はHDDも安くなってきているので気楽に試すことができる。教えて君.net的には750GBで1万円を切る外付のドライブ「HD-HES750U2」がオススメだ。
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