ブラウザ上でエクセルチックな表計算をする「Google Spreadsheets」
Googleが、ブラウザ上で表計算ができる新サービス「Google Spreadsheets」を開始した。ブラウザ上でエクセルチックな表計算を行うのだ。HDD上のCSVやXLSファイルの読み込み・オンラインストレージへの自動保存・招待した他のユーザーとの共有などができたりする。ビジネスなどで本格的にバリバリ表計算、という用途ではキークリック時のレスポンスなど細かい点に不満が生まれそうだが、Officeがインストールされていない環境で気軽にXLSファイルの確認や修正ができるのは普通に便利だぞ。
現在はユーザー数に制限を設けたテスト中。公式サイト内の登録ページでメールアドレスを入力しておくと招待メールが届き、メール内のリンクからアカウントを有効化してログインする仕組み。
「File」からファイルの読み込み・エクスポートなどを行う。
HDD上のXLSファイルを選択し「Open now」。一度開いたファイルはオンラインストレージに自動保存されるため、二回目以降は「previously opend」から選べばいい。
概観や操作方法はエクセルとほぼ同じ。「SUM()」など関数も利用可能だ。編集中の表を他のユーザーと共有する場合は右上の「Show sharing options」をクリック。共有方法は、表を見るだけのユーザー・編集も可能なユーザー、と二種類。
この時読み込んだファイルは左のSS。「Google Spreadsheets」で開くと、XLSファイルの罫線は反映されなかったが、セルの背景色など基本的な部分はほぼ変わらず再現できた。通常使う関数もほぼ全て利用可能だ。
2006年06月07日 01時44分