Hamachi+HTTPプロキシで職場のネット規制を楽勝突破
職場などの出先マシンから安全に会員制サイトや掲示板などを利用したいなら、自宅のマシンにHTTPプロクシを仕込んでおこう。出先マシン→自宅マシン→ウェブサーバという形で、自宅マシンを経由したウェブ巡回を行うことができるようになる。
Hamachiを利用すれば、出先マシンと自宅マシンの間の通信が暗号化されるので、職場のウェブ規制を突破してネットを自由に利用することが可能。ウェブサーバから見たアクセス元が、出先マシンでも第三者が公開するプロクシサーバでもなく、自宅マシンになる点もポイントだ。
公開プロクシを使っているわけではないので2ちゃんねるのプロクシ規制に引っかかる可能性がないし、真のアクセス元である出先マシンのIPアドレスは一切漏洩しないので、自社製品を褒める書き込みなどを行い「GK乙」的な事態を招く危険性もない。
■ 『BlackJumboDog』を自宅マシンに仕込んでHamachi経由で利用
BlackJumboDog | ||
作者:SapporoWorks |
Hamachi | ||
作者:LogMeln,Inc |
BlackJumboDogを起動し「設定」から「プロキシー設定」を開く。「リクエストヘッダをブラウザと同じにする」にチェック
出先マシンでブラウザのプロクシ設定を変更。IEの場合は「ツール」→「インターネットオプション」の「接続」→「LANの設定」内だ。Hamachiの自宅アドレスと「8080」を登録
「利用者」タブでHamachiの出先アドレスを登録する。「名前」は分かりやすく設定し「追加」→「OK」をクリック
中継させるのは自宅マシンなのだから、いわゆる第三者プロクシと違い、「プロクシ管理者にパスワードを盗まれる可能性がある」という問題がない。会員制サイトを安心して利用できるぞ
ウェブサーバから見た見かけのIPアドレスは出先マシンではなく自宅マシンになる。2ちゃんねるやWikipediaも安心して利用できる
2009年01月16日 14時01分