400Gバイトの超大容量BD互換ディスクがお目見え

eyefi

台湾で行われているITフェスで、パイオニアが開発した片面16層、400Gバイトの光ディスクが出品されている。Blu-rayとの互換性があり、2010年までには実用化される見通し。将来的には1Tバイトの超大容量も可能になるようだ。

「Pioneer's super multi-layer」と呼ばれているこの規格。再生のみのディスクは2008~10年、書き込み対応のディスクは2010~2012年に登場する予定だ。
既に片面8層(200Gバイト)までの拡張技術が確立されているBlu-rayであるが、今回さらなる拡張の目処が立ったことで、しばらく新規格の登場はなさそう。
HDDの大容量化、低価格化が進み、1Tバイトの製品が普通に入手できるようになっている現在、片面2層(25Gバイト)のBlu-rayではバックアップがまったく追いついていない。デリケートなHDDへのバックアップは常にデータ消失の不安と隣り合わせ。テラバイト級光ディスクの一刻も早い登場が待たれる。

Pioneer showcases 16-layer 400GB optical disc

2008年12月05日 19時50分
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