まず、配布されているインストールプログラムファイルをダウンロードし、試しに実行してみる。「自己解凍書庫」などと出た場合は解凍を行わせよう。起動すると直接的にインストールプログラムが起動するファイル(以下「直接実行ファイル」)が配布されている場合は、即座にキャンセルすれば良い。
解凍後にインストールプログラムの画面が表示されたらキャンセルで閉じる。
結果として作成されたフォルダ内に「Autorun.inf」ファイルがあるか探そう。なければ右クリック「新規作成」から「新規テキストファイル」を作成し、「名前の変更」で「Autorun.inf」とする。「直接実行ファイル」が配布されている場合は、「直接実行ファイル」と同じフォルダ内に、同様の方法で「Autorun.inf」ファイルを作成。
メモ帳を起動し「Autorun.inf」をドラッグ&ドロップして開く。以下のように記載する。「プログラムのファイル名」とは、ダブルクリックするとインストールプログラムが起動されるプログラムのファイル名。「setup.exe」「install.exe」といったファイル名である場合が多い。「直接実行ファイル」が配布されている場合は、そのファイル名だ。「ファイル」「上書き保存」を行い閉じる。
[autorun]
OPEN=プログラムのファイル名
これらのファイル群(「直接実行ファイル」が配布されている場合は、そのファイルとAutorun.infの2ファイル)をCD/DVDのルート(トップフォルダ)に焼き込む。画面ではフリーのライティングツールDeepBurnerを利用しているが、NeroやB'sRecorderなどの「データ書き込み」といった機能を利用しても良い。
焼き上がったCD/DVDをドライブに入れれば、自動でゲームのインストールプログラムが立ち上がる。ネットカフェなどに持って行こう。
執筆:tokix (tokix.net)