「Red5」で自宅PCをオレ専用YouTubeにしてしまえ
自宅にあるファイルを外部で見たり、自分の持っている動画を手軽に他人に見せたいなら自宅のパソコンでストリーミングサーバをインストールするのがオススメだ。「Red5」を使って、YouTubeなどからダウンロードしたFLVファイルを外部に配信してみよう。
Red5を使ってFLVファイルを再生するためにはFLVファイルをHTMLページ内に埋め込んで再生させるためのプログラム「FlowPlayer」が必要になる。Red5と併せてインストールしておこう。動画を再生するためのHTMLページの内容を手作業で若干書き換える必要があるが、さほど難しい変更点はないので問題はないだろう。公開用のHTMLが完成してサーバを起動すれば、あとは自宅パソコンのIPアドレスを教えてあげれば何も知らない初心者にも簡単に外部から自宅の動画を楽しんでもらえるようになる。
■ 自分のパソコンを動画共有サイトにしちゃう!?
Red5 | ||
作者:Aral Balkan |
「setup-red5-0.6rc1.exe」を実行してサーバをインストール。終わったらスタートメニューから「Start Red5」を選びソフトを起動する
コマンドプロンプトが表示されたらブラウザを起動してアドレスに「http://127.0.0.1:5080/」と入力してみよう。「Red5 TestPage」と表示されたら準備OKだ
Red5をインストールしたフォルダを開き、「webapps」フォルダを開く。内部の「oflademo」フォルダの中にある「streams」フォルダに再生するFLVファイルをコピーする
FlowPlayerを解凍する。Red5をインストールしたフォルダ内にある「webapps」フォルダを開き、「root」フォルダを開く。内部にある「demos」フォルダに、解凍して生成された「flowplayer」フォルダ内にある「FlowPlayerDark.swf」ファイルと、「examples」フォルダ内の「simple-example.html」、さらに「examples」フォルダ内の「js」フォルダの中にある「flashembed.min.js」の3つのファイルをコピーする
コピーした「simple-example.html」をメモ帳で開く。17行目の「src="js/flashembed.min.js"」を「src="flashembed.min.js"」に、35行目の「src:'../FlowPlayerDark.swf'」を「src:'FlowPlayerDark.swf'」に変更。49行目の「videoFile:」のURLを再生するファイル名に変更して、文末にカンマを追加する。50行目に「streamingServerURL: 'rtmp://自分のパソコンのIPアドレス/oflaDemo'」を挿入する
ブラウザのアドレスに「hittp://127・0・0・1:5080/demos/simpleexample・html」と入力して、再生テストを行ってみよう
再生テストが成功したら「simple-example.html」のソースを表示し、「」タグまでをコピー。適当なHTMLファイルを作成して貼り付ける。作成したHTMLファイルと「flashembed.min.js」および「FlowPlayerDark.swf」の3つのファイルを「demos」フォルダ内に置こう