人気FirefoxアドオンGreasemonkeyがChromeに対応
Firefoxの人気アドオンGreasemonkeyがGoogle Chromeに対応した。これでGreasemonkey用の
ユーザースクリプトをChromeで利用できるようになり、ブラウザとしての使い勝手が大幅にアップすること
間違いない。今回の対応は、Greasemonkeyの作者であるAaron Boodmans氏が、「Google Gears」の開発者としてGoogleで働くようになったことから実現した。
これまでは、ChromeでGreasemonkey用のユーザースクリプトを動かすには、Greasemetalを導入する必要があったが、動作するスクリプトが少なく、Chrome起動中にGreasemetalのショート
カットを起動するとエラーが出たりするなど、使い勝手の悪さが指摘されていた。
Greasemonkeyは、オープンソースで開発されている最新のChromiumから対応を始める。
しかし、まだ対応は限定的なもので、現在の段階では、Greasemonkeyを有効にするためには、
「--enable-greasemonkey」フラグをショートカットに追加する必要がある。
9月に、グーグルのSundar Pichai氏が、「いずれFirefoxと同様のアドオン機能を実装する予定だ」
と述べているが、拡張APIをリリースする前にGreasemonkeyスクリプトのネイティブのサポートが
実現しそうだ。
2008年10月21日 18時54分