ウェブアプリ専用のOSで、ウインドウズよりもはるかに軽くて高速な点が魅力だ。オープンソース版が公開されているぞ。
携帯電話向けのOS「Android」を搭載したGoogleケータイが発売され注目を集めているが、Googleの次なる進出先はネットブック向けのOSだ。先日、「Chrome OS」のオープンソース版「Chromium OS」が一般公開され、開発途上ながら無料で利用できるようになっている。
Chromium OS最大の特徴はウェブアプリ専用OSという点。これまでのOSにあったようなデスクトップ画面は搭載されておらず、起動するといきなりGoogle Chromeを改良したブラウザが表示される。余計なサービスを読み込む必要がないため起動時間はわずか7秒程度。OSへのログインがそのままGoogleへのログインとなるため、どのパソコンでも同じ環境で利用できる。
ネット接続が前提でローカルアプリは利用できないことから、すべての作業をウェブアプリで行わなければならないという制約はあるが、Googleのサービスの充実ぶりを考えると、十分に実用的。興味はあるけどウインドウズをアンインストールするのはちょっと……という人は、仮想OS版をVMWare上で動かしてみよう。
Chromium OS最大の特徴はウェブアプリ専用OSという点。これまでのOSにあったようなデスクトップ画面は搭載されておらず、起動するといきなりGoogle Chromeを改良したブラウザが表示される。余計なサービスを読み込む必要がないため起動時間はわずか7秒程度。OSへのログインがそのままGoogleへのログインとなるため、どのパソコンでも同じ環境で利用できる。
ネット接続が前提でローカルアプリは利用できないことから、すべての作業をウェブアプリで行わなければならないという制約はあるが、Googleのサービスの充実ぶりを考えると、十分に実用的。興味はあるけどウインドウズをアンインストールするのはちょっと……という人は、仮想OS版をVMWare上で動かしてみよう。
VMware Playerをインストールし、Ubuntu用の仮想マシンを1台作成しよう
「仮想マシン設定の編集」を開いてHDDの項目を削除し、「追加」→「ハードディスク」からChromium OSのVMDKファイルを登録。ネットワークを「ブリッジ」に変更
仮想マシンを起動するとChromium OSが起動するので、Gmailアカウントでログインしよう
ログインが完了するとGoogle Chromeによく似たブラウザが開く。これがChromium OSのメイン画面だ
Chromium OSでの作業はGmailやGoogleカレンダーのようなウェブアプリを利用して行う
画面右上の「▼」ボタンをクリックするとメニューが表示される。「New Incognito Window」を選択するとシークレットモードに切り替えることも可能だ