見ているサイトを改造するスクリプトを自動検索「Greasefire」
Firefoxでウェブ巡回を行うにあたり、欠かせないアドオン(拡張)がGreasemonkey。動画共有サイトにDL機能を追加するなど、ウェブサイトを便利に改造することができる。Greasefireを入れると、開いているサイトを改造するスクリプトを自動で探せるぞ。
Greasemonkeyは、「スクリプト」によって各種ウェブサイトを改造するためのアドオン。スクリプトが、いわば改造のルールを定義するものであるため、自分が欲しい機能だけを各種ウェブサイトへ勝手に追加することができるのだ。教えて君.net内でも過去に何度か特定のスクリプトの紹介を行っている。非常に便利なアドオンなのだが、スクリプトの数があまりに多すぎて探しにくいのが問題。よく行くサイト用の、非常に便利なスクリプトが公開されているのに、スクリプトの存在自体に気付かなかった!……ということが少なくないのだ。Greasefireを入れておくと、ステータスバーで「開いているサイト用のGreasemonkeyスクリプトが公開されている」ということを教えてくれるし、簡単な操作で一覧を確認し、欲しいスクリプトをインストールすることができるようになる。
GreasefireをFirefox Add-onsのページでインストール。「実験的なアドオン」とのことで、Firefox Add-onsのユーザー登録を行っていないとインストールできない。
アドオンの設定で、スクリプトの一覧をUserscripts.orgからダウンロードする頻度を指定できる。
ステータスバーでGreasemonkeyの背景が赤くなったら「そのサイト用のスクリプトが存在する」という意味。メニューに「○○ scripts available」と表示されるのでクリック。
そのサイト用のスクリプト一覧が表示される。選択して右部で詳細を確認し、「Install」でインストールを行おう。
例えば、動画ダウンロード用のスクリプトをインストールすると、ページ再読込後にダウンロード用のリンクが追加される。簡単操作で動画を保存できるぞ。
「ダウンロード」に限らず、「共有サイト」にも限らず、様々なスクリプトが存在する。よく行くサイトで背景が赤くなったら一度一覧を確認してみることをオススメする。
執筆:tokix (tokix.net)