大容量な動画ファイルは「Civil Netizen」で手軽にやりとり
動画の容量は年々大きくなり、今や1ギガ以上は当たり前。こうなると友達と動画を交換するのに困る。DVDに焼くのは面倒だし、メッセンジャなどでの送受信は速度が遅すぎ。ファイルを手軽にやり取り可能なツールを紹介しよう。
大きなファイルのやり取りに便利なのが「CivilNetizen」というソフトだ。お互いにソフトをインストールしさえすれば、巨大なファイルの送受信をサクサク行うことができる。特に面倒な設定などは一切必要なく、ネット接続にルータを使用している環境でも問題なくデータの転送が行えるぞ。自分がゲットした超高画質なお宝動画を、画質の低い動画しか見たことのない友達に送りつけてうらやましがらせよう!
Civil Netizen | ||
作者:Civil Engines Research, LLC |
Civil Netizenを起動して「SendParcel」の「Add files or folders」欄に送信したい
巨大な動画ファイルをドラッグ&ドロップする
「Name your parcel」に半角英数でファイル名を入力する。日本語だと文字化けするので、アルファベットで入力しよう。「Package Parcel」をクリック
3つのラジオボタンのうち真ん中のものを選んで「View Pickup Slip」をクリック。別ウインドウで文字列が表示されるので「Copy Text」をクリック
ファイルを受信する人はソフト起動して「Pickup Parcel」をクリックし、メールで受け取った文字列を貼り付けて「Paste」をクリック。ファイル情報が表示されるので「Download Parcel」をクリックするとダウンロードが開始されるぞ
後は終わるのを待つだけだ。終わったら保存場所を指定して「Pickup Another Parcel」をクリックすれば受信完了だ
■ レジュームも可能だ
Civil Netizenには設定がほとんどないが、機能は充実している。中でもレジューム機能は非常に便利だ。受信側が途中でパソコンを終了させ再起動した場合でも、再起動後にソフトを起動してもらえばダウンロードが続行されるし、たとえ数日たった後であっても「Retry」をクリックするだけでファイル転送の続きが行えるぞ。
転送が切断されても、すぐにソフトを再起動すれば何もしなくても転送が再開される。時間がたっている場合は画面右にある「Retry」と書かれたリンクをクリックすれば再開可能だ