Appleのブラウザ「Safari」にWindows用正式版が登場

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MacOSやiPod touchで利用されているApple製ブラウザ「Safari」のWindows用正式版が登場した。ページ内検索などに特徴的な機能も搭載されているが総合的な機能は標準以下で、しかしレンダリング性能が高いブラウザだ。

「Safari」最大の特徴は、独自のレンダリングエンジンを採用しておりページ描画が早いこと。IE系やFirefoxだと表示に少し時間がかかるページでも高速に読み込まれる、という印象だ。フォントがキレイな点も長所だろう。一応タブブラウザなのだがタブオンリーではなく、複数ウインドウ/それぞれのウインドウに複数タブ、という形で利用することが想定されている。IE7や標準状態のFirefoxなどと同様の設計だ。Sleipnirなどの高機能型タブブラウザや拡張を入れまくったFirefoxと機能面では戦えないが、いくつか面白い機能も搭載されているぞ。概要を紹介しよう。

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SafariをAppleのダウンロードページからダウンロードしインストール。リンク中クリックなどで新しいタブを開く、標準的なタブブラウザだ。

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IEなどと同様の組み込み型RSSリーダーも搭載済み。一つ一つの記事の表示長さをPicasa的なスライダーで調整できる点が面白い。

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検索結果ページで「履歴」「SnapBackページに指定」を行っておくと、この後検索結果ページからサイトを深く下った後でも「ページにSnapBackで戻る」で検索結果ページに一発で戻ることができる。レンダリングが軽いため、IE系で一般的な「検索結果ページのタブも残しておいて~」という巡回スタイルをリプレイスし得る。

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ページ内検索では、ページ全体が薄暗くなって、検索したキーワードがハイライト表示される。いわゆるApple的なアニメーションが施されていてちょっと面白い。

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入力フォームの大きさをドラッグで調整できる点も特徴だ。掲示板やmixi日記に長文を投稿する場合に便利、かも。

……ちなみに、一般的なWindowsユーザーにとって気になるポイントの一つは、これまでは「Mac持ってないので、うちのサイトSafariでは表示確認してません、崩れてても知りません」で済んでたのに、今後はWin版Safariでも表示が崩れないようにしないといけなくなってイヤだ、ということな気がするが、「IE,Firefox,Operaでは平気なのにSafariだと表示が崩れる」というケースはあまりないので、その点はご安心を。

2008年03月20日 19時46分
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