3D初音ミクを自分で動かせるPV作成ツール「VPVP」

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ニコニコ動画などで公開されている、3Dミクの動画を自分で作成できるフリーソフト「VPVP」が登場した。3D初心者でも挑戦できる分かりやすさと市販ツール顔負けの高機能性を兼ね揃えたツールなので、ミクを操ってみたい人は今すぐ試してみるべし。

「VPVP」は、3DミクのPVを自分で作成できるフリーソフトだ。「ボーン」という、ミクの骨格のようなパーツを選択し、そのパーツに対して「回転」「移動」などの操作を行うことでミクの姿勢を指定する。動きをつけるには、「フレーム」という仕組みを使う。例えば、最初のフレームでミクが両手を上げていて、30フレーム目に右腕を下げていたら、「30フレームの間にミクが右腕を下げる」という動きになるのだ。3Dボーカロイドに特化されたツールなので、操作はめちゃくちゃ直感的だし、動作も非常に軽快だ。しばらく格闘すれば投稿できるレベルの動画を作れるかも!?……なんて夢見れるツールだぞ。ニコニコ動画内に詳しい解説動画もアップロードされている。

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「VPVP」を作者のページからダウンロードして解凍し起動。右クリックしたままドラッグで視点の回転、虫眼鏡左ドラッグで拡大縮小、+ボタン左ドラッグで視点移動。

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ミクの体勢を変えるには、まずボーン操作の「選択」で動かすパーツを選択し、「回転」をクリック。ドラッグで体の部位が回転するぞ。

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最初の姿勢を作ったら「未登録選択」「フレーム登録」。0フレーム目に登録が行われる。

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「フレーム操作」でフレーム移動を行う。ここでは10フレーム目に移動した。先ほどと同様の操作でミクの姿勢を変える。同様にフレーム登録を行う。

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再生確認を行ってみよう。「再生」でフレーム数を指定し「繰り返し」にチェックを入れて「再生」。この操作で、とりあえずミクが腕を動かすアニメができた。

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「表情」で顔を変えることも可能だ。「目」「まゆ」は「笑い」「ウィンク」「まばたき」といったパラメータを設定する。「リップ」は「あいうえお」。

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……と、このような要領で動画を作成し、「ファイル」「AVI出力」でAVIファイルを生成する。

2008年02月25日 18時56分
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