ブログで稼ぎたい!『ユーザー課金型のシステム』をかんたん導入(1)

paywallブログでお金を稼ぎたいときには、バナー広告やアフィリエイトといった方法が一般的だが、数年前から米国で導入され始めているのが「ペイウォール」方式だ。記事を途中まで無料公開し、途中からは有料ユーザーのみ読めるようにする。いわば「課金の壁」を作る。独自ドメインのブログにこのペイウォールを追加して、記事を有料化金方式にする方法を解説しよう。


ブログでお金を稼ぎたいとき、現在主流となっているのがバナー広告やアフィリエイトによる収入だ。
しかし、近年ではSNS先進国の米国だけでなく、国内でもイケダハヤトなど有名ブロガーが実践している
新しいビジネスモデルが誕生しようとしている。
それが、「ペイウォール(課金の壁)方式」と呼ばれる一部有料型のシステムだ。

ペイウォール方式は、簡単に言えば記事の途中までは無料で見ることができ、
最後まで読む場合にユーザーに課金を求めるというもの。
朝日新聞や日経新聞など、一部の大手新聞社でも導入しているので、
実際に目にしたことがある方もいると思う。

そんなシステムを個人のブログに導入することで、より確実に安定的な
収益を確保していこうというのが今回のテーマ。

最近登場したWordPressプラグイン「Simple Membership」と独自ドメインを利用することで、誰でもかんたんに
大手新聞社のような一部有料型システムを構築することができるのだ。
  
■ペイウォール型システム導入の前に
ペイウォール型の課金サイトを作る場合、もっとも重要になるのは読者の信頼だ。
ユーザーはサイトに直接お金を払うことになるので、どんなに記事のクオリティが高くても、少しでも怪しいと感じられたサイトには課金しない。
そのため、ペイウォール型の課金サイトでは、まず読者の信頼を得ることが優先事項となってくる。
  
では、読者の信頼を得るにはどうしたらいいだろうか。
その解決方法のひとつが独自ドメインでの運用だ。
  
取得に個人情報の登録が必要になる独自ドメインは、ウェブの世界における信頼性のひとつの指標になっているからだ。
しかも、独自ドメインの取得は非常にかんたんで、手順に沿っていけば誰でも手軽に登録することが可能だ。
  
今回は「お名前.com」の独自ドメインを使ってブログを構築し、公開した記事をペイウォール型にしてみよう。
では、「お名前.com」で独自ドメインを取得し、WordPressを構築する手順を解説していこう。


■ 課金サイトに利用する独自ドメインを取得する
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まずは「お名前.com」で独自ドメインを取得する。「お名前.com」のトップページを開いて、検索欄に欲しいドメイン名を入力し『検索』をクリック

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該当するドメイン名の取得状況が表示される。チェックボックスが空欄になっているドメインは取得可能な状態。欲しいドメインのチェックボックスを有効にしよう

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「選択されたドメイン」にチェックボックスを有効にしたドメインが表示されたら『お申込みへ進む』をクリックしよう

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ドメインの更新期間を設定しよう。初期設定では『1年登録』となっているが、ここで期間を増やしておくと、1年後に更新作業を忘れても、大切なドメインが突然失効することがなくなる。『Whois情報公開代行』にチェックを入れると、登録した個人情報を隠し、見た目上「お名前.com」の情報が表示されるようになる。無料なのでぜひ設定しておこう

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「サーバーの選択」で『レンタルサーバー』にチェックを入れよう。独自ドメインと合わせてレンタルサーバーの登録が行えるぞ

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お名前.com」を初めて利用する場合は「初めてご利用の方」の『次へ進む』を選択。過去に利用したことがあるなら、「お名前ID」と「パスワード」を入力して『ログイン』をクリックする

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前の画面で「初めてご利用の方」を選択した場合は、名前や住所、連絡先などを入力して会員登録を行えばOK

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「お支払方法の選択」で決済方法を指定しよう。クレジットカード決済、コンビニ決済、銀行振込から選択できるぞ


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入力内容を確認し、『規約に同意し、上記内容を申し込む』をクリックする。「ドメイン 情報認証のお願い」というメールが届くので、本文中のリンクをクリックしよう。これでドメイン取得手続きは完了だ


  
■ サーバーにWordPressを導入する

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「お名前.com」の「サーバーNavi」にログイン。取得した独自ドメイン名が登録されているサーバーが表示されるので「コントロールパネル」の『ログインする』をクリック


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コントロールパネルが開いたら、「Web設定」の『WordPressインストール』をクリックしよう

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「かんたんブログインストール」が開くので『新規インストール』をクリックする

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『作成』をクリックしてWordPressをサーバーにインストールしよう

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WordPressの初期設定を行う。入力の必要があるのは「ブログのタイトル」「管理者パスワード」「管理者メールアドレス」の3つ。管理者パスワードは8文字以上で英字だけでなく数字と記号の組み合わせが必須となっている。入力が完了したら『確認画面へ進む』をクリック

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サーバーにWordPressのインストールが完了したら、設定画面を開いて、「ユーザー名」(管理者メールアドレス)と「パスワード」(管理者パスワード)を入力してログインできることを確認しよう



  

■ ペイウォール型の課金システムに適性のあるサイトとは

ペイウォール型の課金システムに適性があるのは、長文のウェブサイトだ。文章の途中以降を有料化するシステムなので、ペイウォール以降の文章があまり短いとユーザーが課金した後に後悔して解約されてしまう。また、無料部分の文章が短いと、読者を引き付けるフックが弱く、課金しようとする人が減ってしまう。文章を読んだ人が続きが気になってしまうような記事を作成するのがコツだ。
  
今なら、お名前.comではドメイン登録実績1,200万件突破記念キャンペーンを実施中。人気ドメインが"99円"からの最安値で登録できるぞ。ぜひこの機会に候補としたいドメインは確保しておこう。
  
次回は、サーバーに導入したWordPressに「Simple Membership」をインストールし、記事を有料で公開する方法を解説するぞ。


 

2016年03月09日 22時57分
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