ウェブサイトやウェブサービスを作ろうと、一念発起して独自ドメインを取得したものの、そのまま実現には至らず放置状態になってはいないだろうか。せっかくの独自ドメインを眠らせておくのはもったいない。「ドメインパーキング」を使って、利用していない独自ドメインから広告料を得られる仕組みを作ろう。

■ 使っていない独自ドメインに「ドメインパーキング」を設定する

将来サイトやサービスを開設しようと、気に入った独自ドメインを確保したものの、なかなか形にならずに放置している……という場合には、「ドメインパーキング」を利用しよう。未使用の独自ドメインのページに広告を表示する機能で、訪問者が広告をクリックすると、広告料がドメイン所有者の元に入ってくる。使いみちのない独自ドメインでも、ドメインパーキングを設定しておけば、表示された広告がクリックされる度にお金を稼いでくれるのだ。

「お名前.com」では、取得したドメインに無料でドメインパーキングを設定できる。ドメインのページに訪れた人の数や広告のクリック率を計測することも可能だ。独自ドメインを取るだけ取ったものの、使わずにそのまま･･･という人は、ドメインパーキングで取得にかかったコストを回収しよう。以下に「お名前.com」でドメインパーキングを設定するまでの手順をまとめたので参考にして欲しい。

まずは「お名前.com」で独自ドメインを取得しよう。ドメインパーキングでは、できるだけ人気のドメインに設定するのがオススメ。訪問者数が多いほど広告がクリックされやすくなるため、得られる広告料も多くなるのだ。多くの人が訪れそうな独自ドメインを狙ってゲットしよう。人気のドメインの入手が難しい場合は、ドメインオークションを使うという手もあるぞ。

記事はこちら→放置状態の独自ドメインで副収入！ドメインページに広告を表示する「ドメインパーキング」

独自ドメインを取得したら、ドメインパーキングで広告を設定しよう。ドメインパーキングの利用にはクレジットカード情報の登録が必須だが、それ以外に面倒な設定は一切ナシ。ドメインパーキングを有効にすると、独自ドメインのページの訪問者数や広告のクリック数を計測できる。このレポート機能を利用して、ドメインの実力をチェックすることもできるぞ。

記事はこちら→「お名前.com」の独自ドメインに広告を表示！訪問者数やクリック数を計測する

ドメインパーキングの活用は未使用のドメインに限らない。例えば、事情があってサイトを閉鎖しなければならないときには、サイトの跡地にドメインパーキングを設定しておくのがオススメ。サイトの削除後もしばらくの間は訪問者の流入が続くので、そのときに広告が表示されていれば広告収入を得られるのだ。ほかにも、有力なサイトが閉鎖して、持ち主が手放した後の中古ドメインも狙い目。ドメインオークションに出品されているのは、現在も人の流入があるドメインの可能性が高いので、ちょっと高額でも狙ってみるといいだろう。

サイトやサービスを開設せずとも、ドメインのマネタイズが見込める「ドメインパーキング」。独自ドメインを保有しているなら、ぜひとも機能を研究して上手く活用しよう。