「オバマ」「イスラム国」の評価は…?指定キーワードの英語圏での評価をTwitterから測定する
あるキーワードに関して、世間の評判はどのようなものか検索して調べてみることはよくある。しかし、大量のツイートを読んでいると、全体の傾向が見えにくくなってくるだろう。「Listen to Twitter」は入力したキーワードの評判を、自動的に数値化してグラフで表示するサービスだ。
「Listen to Twitter」は、指定したキーワードを使ってTwitterを検索し、そのツイートの内容がポジティブかネガティブかを数値化して、全体的にキーワードがどのような印象でつぶやかれているかをグラフ化するサービスだ。残念ながら日本語には対応していないが、英語圏で注目を集めるキーワードがTwitterでどのような雰囲気(ムード)の言葉と共に使われているかを調べられる。ツイートの内容から、プラス100からマイナス100の間でムードを数値化し、グラフに表現。英語が一切分からなくても、海外の人々の草の根の気分を読み取れるぞ。
■ ツイートが肯定的か否定的かムードを数値化する
「Listen to Twitter」を開いて、Twitterでの評判を調べたい単語を入力しよう。英語のみで日本語には対応していない。ここでは米国大統領「obama」を入力。Enterキーを押す
しばらく待つと、Twitterから「obama」のキーワードを検索し、その周辺の語句からポジティブな投稿か、ネガティブな投稿かの判定が行われ、グラフに反映される
ネガティブなツイートは赤色で表示される。「Mood」はそのツイートのムードを数値化したもので、ネガティブであるほどマイナス方向に大きな数値になる
逆にポジティブな投稿はグリーンで表示。「Mood」の数値もプラス方向に大きく表示される
「Mood」の最大値は100。これは「マイナス100」という極めてネガティブな内容の投稿だ
グラフは上方向がポジティブ、下方向がネガティブな評価。「obama」というキーワードでは、グラフを見る限りややネガティブな内容のツイートが多いようだ
キーワード「ISIS」で検索すると、マイナス100まで振り切ったネガティブなツイートが頻出する。また、空爆の成功をポジティブに捉えるツイートも散見される