ドライバの再インストールが面倒。一括でまとめてバックアップできるソフトない?
パソコンの再インストールは、事前・事後の作業が非常に面倒。特に新しい環境でドライバをインストールし直すのが厄介で、ハードウェアの構成を調べるだけでもかなりの時間がかかってしまう。使用中のパソコンからドライバをバックアップできる「Double Driver」を活用しよう。
「Double Driver」はパソコンのドライバを検出してバックアップし、新しい環境でインストールしてくれるツールだ。何も考えずにOSの再インストールをすると、新しい環境でハードウェアを調べて、それに合わせたドライバを探さなければならず、かなりの手間と時間がかかってしまう。
このツールを使えば、マザーボードやCPU、GPUの構成が分からずとも、今動いているドライバをバックアップし、OSインストール後の環境で一括導入してくれるスグレモノだ。
ウインドウズが重くなってきたので、ハードは変えずに再インストールしたい、というときに必携のツールだぞ。
■ ウインドウズのドライバを一括でバックアップする
「Double Driver」をダウンロードして起動。「Backup」をクリックしよう
「Scan Current System」をクリックすると、利用中のウインドウズに導入済みのドライバのスキャンが行われる
ドライバが一覧で表示される。チェックボックスが無効になっている項目はマイクロソフト製のドライバ。これらはWindowsUpdateでインストールされるので、無効のままでOK
マイクロソフト製以外のドライバをバックアップする。「Buckup Now」をクリックしよう
「Destination」に保存先のフォルダを設定。「Output」で出力形式を選択する(どれを選んでもよい)。「OK」をクリックしよう
ドライバのバックアップが実行される。完了すると「この操作を正しく終了しました」と表示される。保存したファイルは大事に取っておこう
今度は新しいパソコンにドライバをインストールする。先ほどバックアップしたファイルを新しいパソコンに移し、「Double Driver」をインストールして起動し、「Restore」をクリックする
左下の「Lcate Backup」をクリックして、ドライバをバックアップしたフォルダを選択する
バックアップしたドライバが読み込まれる。全てにチェックが入っているのを確認して「Restore Now」をクリックしよう
ドライバのインストールウィザードが立ち上がる。「次へ」をクリックしてインストールを進めていけばOK。完了後はOSを再起動しよう