「このメッセージは自動的に消滅する……」とは、スパイ映画で秘密の情報を伝達する際の決まり文句だが、実際に一度読んだら証拠を残さず消えてしまって欲しい連絡事項は少なくない。「NoteShred」は、「読んだら消える」を実行してくれるメッセージサービス。

「NoteShred」は、メッセージが相手に伝わったタイミングで自動的に消滅するメッセージサービスだ。まずはログインしてパスワード付きのメッセージを作成。その際、どのタイミングで消滅するかを事前に設定できる。メッセージを読んだ直後か、もしくは一定時間経過した後か。経過時間は時間単位から日数単位まで細かく指定することが可能だ。
後は作成したメッセージのURLを相手に送信すればOK。URLを開いた相手は、パスワードを入力するとメッセージの内容を読むことができる。後の挙動は設定した通りだ。
表には出しなくない、証拠を残したくない秘密のやりとりをする際に上手く活用したいサービス。

■ 指定したタイミングで消滅するメッセージを送信する

「NoteShred」のトップページを開いて「RegisterNow」をクリック。ユーザー登録を行う。登録したメールアドレスにメールが送信されるので、そこから認証しよう

サービスにログインして「Create A New Note」で新しいノートを作成する

メッセージのタイトルと本文を入力しよう

メッセージにパスワードを設定する。このパスワードは2回、入力作業が必要

メッセージ消滅のタイミングを設定する。「After Reading」はメッセージを読んだ直後。「Later」は一定時間後に消滅する

「Later」を選んだ場合は、消滅するまでの時間を指定。時間単位から日付単位まで幅広い設定が行える

「Create Note」をクリックすると、ノートが作成されるぞ

作成されたメッセージは、URLをSNSやメッセージサービスに貼り付けて送ったり、メールで通知を送ったりすることが可能。

メッセージの送り先の人がURLをクリックすると、ログイン画面が表示される。メッセージ作成の際に設定したパスワードを入力すると、メッセージを読むことができる。その後の挙動は設定した通り。「After Reading」を設定していた場合、メッセージは読んだらすぐに消滅。「Later」では設定時間後に消滅する