ローカルサーバーへの接続をIPアドレスではなくホスト名で行えるようにする
LAN内にサーバーを立てた場合、IPアドレスで接続するのが基本だが、複数のサーバーの場合、いちいち数字の羅列を覚えるのは苦痛だ。ローカルのサーバーに、IPアドレスではなく、覚えやすいホスト名で接続できるよう「Hosts File Manager」を設定しておこう。
「Hosts File Manager」は、ローカルのマシンにIPアドレスではなく、任意のホスト名で接続できるように設定するツールだ。ウインドウズの場合、「hosts」ファイルを編集することで、IPアドレスではなく好きなホスト名で接続が行えるようになるが、「hosts」はシステムの深部にあり、編集するとなると面倒だしミスも多い。
「Hosts File Manager」はタスクトレイに常駐することで、IPアドレスとホスト名の受け渡しを行い、ホスト名によるローカルサーバーへのアクセスを可能にする。ファイルサーバーやTV録画用サーバーなどを自宅に設置しているなら、アクセスが容易になるのでぜひ導入しよう。
■ ローカルのサーバーにホスト名でアクセスする
「HostsFileManager」を公式サイトからダウンロードし、インストールしよう
メニューバーの「ファイル」→「新規作成」をクリックし、新しい設定を作成する
「IPアドレス」にパソコンに割り当てられているIPアドレスを入力。「ホスト名」に、任意のホスト名を入力して「OK」をクリック
「ファイル」から「名前を付けて保存」をクリック。適当なファイル名を設定して保存しよう
「ツール」の「hostsファイル切り替え」に、作成した設定ファイル名が表示されるので選択する。これで、tIPアドレスのサーバーに登録したホスト名で接続できるようになる
2013年08月25日 22時33分