「Configuration Mania」でFirefoxを高速化&便利チューン
Firefoxの詳細な設定はアドレスバーに「about:config」と入力すれば行えるが、英語の設定名がズラズラと表示された瞬間に拒絶反応を示してしまう人もいるはず。日本語の設定ダイアログで簡単に設定できる「Configuration Mania」を利用しよう。
「Configuration Mania」はFirefoxの詳細設定を簡単に行えるようになるアドオン。この部分の設定を極めれば、Firefoxのちょっとしたモタつきや使いにくさを解消することができるぞ。今回は、Configuration Maniaを使ったオススメの設定方法を解説するので、各自Firefoxのチューンアップテクの中に取り入れてもらいたい。
■ Firefoxの細部の設定をチューンアップ
まずはConfiguration Maniaをインストールしよう。Firefoxでアドオンの配布ページを開いて「Firefoxへ追加」をクリック。インストールを行う
「ツール」→「アドオン」でConfiguration Maniaの「設定」をクリックする
「ブラウザ」の「ブラウザのキャッシュ」を開く。「ページのキャッシュの確認の頻度」を「セッション毎」に変更する。キャッシュへのアクセス頻度が減少するので高速化されるぞ
同じく「ブラウザのキャッシュ」にある「Firefoxの最小化時にメモリの内容をスワップアウトする」を有効にする。Firefoxを最小化するとメモリの内容をHDDに書き出すため、ほかの作業の負担にならない
「セキュリティ」の「ウイルス対策」タブヲ開いて「実行可能ファイルを開こうと(実行しようと)した場合に、危険性について警告する」のチェックを外す。実行ファイルを落とすことのリスクは、Firefoxを使いこなしているユーザーなら分かっているはず。邪魔な警告は無効にしておこう
「HTTPネットワーク」を開いて「パイプラインを有効にする」にチェックを入れる。パイプライン機能はウェブを高速化するが、一部のページは対応していない。有効にして普段の巡回を行い、Firefoxのパフォーマンスが落ちるようなら元に戻しておこう
「インタ-フェイス」の「マウスホイール」タブで、スクロールする行を大きめに調整しよう。さっと画面を高速スクロールで流し読みするタイプの人は5~10行程度にしておけば、ウェブの閲覧がスムーズになるぞ