Google Wave開発中止で今月発売の解説本が悲惨なことに
Googleは「Google Wave」の開発中止を発表した。今年5月の一般公開からわずか2ヶ月での突然の幕引き。8月23日は初となる解説本「Google Wave入門」が発売される予定となっていたが、発売前から終わってしまったこの本に同情が集まっている。
Googleは「Google Wave」の開発中止を発表。2010年末までは運営を続けるものの、プロジェクト自体は打ち切りという判断のようだ。
その影響をモロに受けたのが関連書籍だ。8月23日には「Google Wave 入門 サービス概要、APIからオープンソースWaveサーバーまで――リアルタイムWebの最前線」という書籍が発売予定で、既にAmazonでは予約も始まっているが、肝心のサービスに先がないのでは売り上げは絶望的。Amazonでは「泣ける」「追悼」「残念」「かわいそう」といったタグが付けられており、Twitterでも同情の声が集まっている。
・Google Wave 開発中止の裏で「Google Wave 入門」本が予約受付中の悲劇
・Google Wave 入門 サービス概要、APIからオープンソースWaveサーバーまで――リアルタイムWebの最前線 [単行本]
2010年08月05日 20時11分