4月期 第2位:隠密ブラウジングや情報収集機能が強化「IE8」
ウェブブラウザの定番中の定番であるインターネットエクスプローラ(InternetExplorer)の最新バージョンであるIE8の正式版が登場し、ネットユーザーの注目を集めた。IE8は特にユーザーインタフェースはだいぶ使いやすくなっており、タブブラウズが便利になったほか、ブラウザ上で右クリックすることで情報検索が簡単に行える「アクセラレータ」機能が追加された。
また「Webスライス」機能を使うと、対応サイトの新着情報を画像入りで一覧表示してくれるので、ネットのおいしい情報を逃さずチェックできる。また、地味に便利なのがブラウザに履歴を残さずにこっそりウェブ巡回できる「InPrivate」機能だ。IE8をこのモードに切り替えると、ブラウザの履歴を残さず、ウェブを巡回できる。これを使えば「彼女に履歴を見られて夜のおかずサイトを見てるのがバレた!」なんて悲劇を回避できるぞ。
2009年4月期 | インターネットエクスプローラ8 |
第2位 (開発支援金2万円) | |
合計点:22 POINT | |
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話題性 | ★★★★★ |
革新性 | ★★★★ |
実用性 | ★★★★★ |
Web3.0度 | ★★★★ |
悪用厳禁度 | ★★★★ |
「アクセラレータ」機能では、調べたい言葉をマウスで選択し、カーソルを合わせると青いアイコンが表示される。これをクリックすると語句検索や翻訳、地図検索などが行える。住所を選んで「Live Searchの地図」を選ぶと周辺地図のプレビューもできるぞ
Webスライス機能では、各種ニュースサイトなどの情報を縮小画面付きで一覧表示して手軽にチェックをできる。「ニコニコ生放送」など、Webスライス対応のサイトにアクセスすると、ツールバーのボタンが緑色に変わる。これをクリックすると情報の一覧が表示される
IE8のリンクバーにボタンが追加される。このボタンをクリックすると、サイトの新着情報が縮小画像や簡単な説明入りで表示される。見たい項目をクリックするとウェブブラウザで表示されるので、ホットな情報を逃さずチェックできるぞ
IE8にはブラウザに履歴を残さずにウェブを見ることができる「InPrivate」機能が追加された。利用するときは「セーフティ」→「InPrivateブラウズ」を選択
アドレス欄に「InPrivate」という表示が出て、ブラウザに履歴を残さずに夜のおかずサイトなどを巡回できるようになる。アドレス欄の履歴から、夜のおかずサイトを見ていることがバレないようにしたい場合に利用しよう!