「Peercast」を200%楽しむ! 実況専用アプリ&放送録画テク
PeerCastでは、番組の情報の「コンタクトURL」という項目があり、配信者が用意した掲示板上で同じ番組を見ながら突っ込みなどを書き込んだりして楽しめる。専用アプリ「V2C」がオススメだ。さらに「VLC media player」を使った録画テクと今回の為に作った設定ファイルも伝授しちゃうぞ。
「V2C」はオートリロードやオートスクロールなどの機能が充実しているので、煩雑な操作に気を取られることなく、実況視聴に集中できる。V2Cは、ユーザー定義掲示板などに登録をしていなくても、2ch互換掲示板のURLが与えられれば表示してくれるようになっているのも便利だ。pcypLiteの設定でV2CのパスとV2Cで開くURLのルールを設定しておけば、どの実況掲示板でも右クリックメニューから一発で開いて、すぐに実況を開始できるぞ。
■V2CでコンタクトURLの実況掲示板を開く
・V2C
pcypLiteの設定画面で、「その他」タブの「ブラウザ」を選択し、「2chブラウザ」の欄の「...」を押してV2C.exeを選択する。また、「2chブラウザで開くアドレス」を「\/read\.cgi\/」と設定しておこう
V2Cでは、「ファイル」メニューの「外部からの要求を受け付ける」にチェックを入れておこう
番組リストの右クリックで「コンタクトURLを開く」を実行すれば、V2Cで実況掲示板が開かれる
V2Cのスレッド表示部で、ツールバー右から2番目のアイコンで書き込み欄を表示し、スレッド内容部分の右クリックメニューから「オートリロード」を実行しよう
オートリロードの操作バーが表示されるので、一番左の開始ボタンで開始させよう。また、「1」を押すとレスの表示がコンパクトモードになる。「▼」では、詳細な設定を行う画面が表示されるぞ
■VLCと特製補助ツールでピアキャスを録画
放送での動画配信では、思いも寄らないハプニング映像が放送されてしまうことがある。面白いハプニング映像を何度も見返したければ、あらかじめ録画しておこう。ストリーミングの生放送を録画しながら視聴するには、「VLCMediaPlayer」を利用すればいい。
手動でストリーミングの視聴と保存の設定をするのは少々面倒くさいので、補助ツールを用意したぞ。pcypLiteの「ツール」の設定で外部プログラムとして登録しておけば、右クリックメニューから簡単に録画しながらの視聴を実行することが可能だ。
■好きなときに見返そう
・VLC media player
・vlc_save_mms.exe
pcypLiteの設定画面を開き、「ツール」のタブで「追加」を押して新規項目を作成し、名前を入力したら、「コマンド」の欄に「"vlc_save_mms.exeのパス""<stream/>""保存先フォルダのパス\<channelname/>"」を入力しよう
録画したい番組の右クリックメニューで「ツール」サブメニュー内に登録された項目を実行する
VLCが起動し、少しすると再生が始まる。録画された動画は、保存先フォルダとして指定した場所に、番組名と日付をファイルネームとして、拡張子「.asf」で保存されるぞ