TWOTOP秋葉原本店では高機能メモリ「GeIL」シリーズを販売中だ。巨大な排熱フィンを搭載したり、表面の竜の目が光るなど、従来のメモリにはないギミックを備えている。内部パーツのひとつひとつにこだわりたい自作ファンには要注目の製品だぞ。

GeILは主にゲーム向けに開発された高性能メモリで、DDR2では「Black Dragon」「EVO ONE」「ULTRA」「VALUE」の4シリーズが展開されている。特徴は初期不良率の低さと高い安定性で、Black Dragon以外のモデルは強力な排熱機能を備えている。特に「EVO ONE SERIES」は本体の倍近くもある大きな排熱フィンを搭載。強力な冷却効果を期待できる。
近年、メモリの大幅な低価格化が進んだこともあって、ユーザーの関心は「量」よりも「機能」に向きつつある。「バルクで大容量メモリを積みまくる」というこれまでの自作の常道に飽き飽きしている人は、Geilでメモリの見た目や機能にもこだわってみよう。

■ メモリ新時代を告げるこだわりの機能

巨大な放熱フィンを搭載したEVO ONE。フィンがある分、高さは通常のメモリの倍近くになっており、装着にはマシン内部にある程度のスペースが必要になる点には注意しよう。

BLACK DRAGONは排熱フィンを備えていないが、通電すると表面にあしらわれた竜の目が発光するギミックがある

店内ではBLACK DRAGONを装着したスケルトンPCを展示中。実際に竜の目が発光している様子を見ることができる

気になる価格だが、4月15日の時点で既存のメモリより数百円割高になっている程度