最近、無料で使える便利なファイル共有・同期サービスがたくさん出てきているけど、一番使いやすいのはどれなの?

大容量ファイルを共有するならLive Sync、モバイル用途ならZumoDrive、それ以外ならDropboxがオススメ。
複数のパソコンでファイルを共有できるオンラインサービスが最近増えてきている。代表的なものが「Windows Live Sync」「Dropbox」「ZumoDrive」の3つだ。
Live Syncは同期するパソコン同士で接続して直接ファイルを転送するため、どんな大容量のファイルでもやり取りできるのが長所。ただし、同期するパソコンが両方ともオンライン状態でなければ利用できないのが欠点だ。
ZumoDriveは、ウェブに保存されている共有ファイルの中から、必要なものだけを随時パソコンにダウンロードする方式。容量の少ないネットブックなどでも大サイズのファイルを扱えるため便利だが、頻繁にファイルの出し入れを行う場合はその度に転送に時間がかかってしまう。
Dropboxはウェブとローカルのフォルダを丸ごと同期するシステム。共有フォルダのサイズは大きくなるが、ファイルの転送は自動で行われるため使い勝手はよい。それぞれ長所はあるが、デスクトップマシンで通常サイズの画像や動画を共有するなら、Dropboxが一番だろう。

Windows Live Syncはブラウザ上からファイルを操作する

共有フォルダを作成すると各コンピュータで自動で同期される

リモートアクセス機能を利用すればファイルを共有しているパソコンの全データをダウンロードすることも可能



ZumoDriveはUSBメモリなどと同じようにドライブとして扱われる

ダウンロードしていないファイルにはネットワークマークが付いている。必要なファイルを開くとダウンロードされ、ネットワークマークが外れる



Dropboxをインストールするとマイドキュメント内にフォルダが作成され、フォルダ内のファイルは自動で同期される

同期されたファイルにはチェックマークが入る。共有できる容量は最大で2Gバイトまでだ


2009年04月08日 00時00分
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