iPhone活用Tips:隠しドライブのメディアを再生する
iPhoneを動画や音楽の再生機として使う場合には、8Gバイトのハードディスクでも容量は十分だ。しかしオススメなのはネット上にファイル置き場を作る仮想サービス「ZumoDrive」を使う方法。マイコンピュータに表示されたドライブにファイルを放り込むと自動的にネットのファイル置き場へとアップロードされ、iPhoneにアプリを導入することでiPhoneからファイルを開くことができるようになる。
言ってみればiPhoneの外部に別ドライブを作るようなものだ。しかもパソコンとiPhoneを接続してファイルを転送するよりもずっと手軽に、ネット接続環境さえあればiPhoneで動画や音楽を楽しめるのは使い勝手がいい。iPhoneをマルチメディア再生機にするならぜひ導入してみよう。
■ZumoDriveでネットにiPhone用のドライブを作る
ZumoDriveのファイルをダウンロードしてインストールする。インストールが終了するとセットアップ画面が表示されるので、「Sign Up Free」をクリック
「Full name」に希望ID名を入力。メールアドレスとパスワードを入力し、「I accept the Team of Service」をチェックして「SignUp」をクリック
「1GB - Free」を選択して「Continue」をクリックしよう
コンピュータ名を入力する。適当でいいが分かりやすいものにしておこう。あとは画面に従って「Next」をクリックし、セットアップを完了させよう
適当なフォルダを作成してiPhoneで再生したいファイルをコピーしよう。再生できる動画ファイルは3GP形式のみなので注意
iTunes上のApp StoreでZumoDriveのアプリを入手してiPhoneにインストールしよう。アプリを起動して「I Have an Account」をタップ。登録したメールアドレスとパスワードを入力して「Next」をタップする
パソコンのZumoDriveドライブに入れたファイル一覧がiPhoneで表示される。見たいファイルをタップ
ZumoDriveドライブに入れたファイルをiPhoneで楽しむことができるぞ。動画だけでなく、画像や音楽も楽しめる
■月300円で10倍の容量を使えるZumoDrive
ZumoDriveの無料版は容量が1Gバイトだ。これじゃ少ないという人は有料版を検討してみよう。月2.99ドル、つまり月300円程度で仮想ドライブのサイズを一気に10Gバイトに増やすことができる。端末の値段にもよるが、iPhoneの16Gバイトモデルを買うよりも安価でしかも手軽に容量を増やすことができる可能性が高い。