パソコンの急な機能不全には「ProcessLasso」で対処
パソコンを使っていると突然処理速度が遅くなって正常に操作ができなくなってしまうことがある。アクティブなウインドウを切り替えるだけでも「応答待ち」などと表示されて待たされてしまうのだ。
どのウインドウも「応答待ち」になってパソコンが操作不能になってしまったという緊急事態には、CPUの動作を安定させるツール「ProcessLasso」を使うといい。動作中のプログラムの処理速度を抑制することでウインドウズの安定性を高めることができる。
いざというときに使用すれば、ソフトが軒並み「反応待ち」や「応答なし」になってしまってからでもOSを正常動作に戻すことができ、未保存のデータをあきらめてパソコンを強制リセットするような悲惨な事態を避けることが可能だ。
■ 各プロセスを安定動作させてOSを救え
Process Lasso | ||
作者:Bitsum Technologies |
初回起動時にウィザードで初期設定を行う。「ProcessLassoManagementConsolestartup」ではウインドウズ起動時の動作を設定する。緊急時のみに使う場合は「Donotstartatlogin」をチェックしておこう
次の画面では「HIGHEST」を選択。「Finish」で設定を完了させよう
ソフトを起動すると現在のシステムの状態が表示される。「Processor Use」の赤い線が「Responsiveness」の緑の線より下にあれば動作に支障はない
特定のプログラムが極端にCPUを占有して動作が重くなっているときは、選択して右クリックしメニューから「Set current priority class」を選び、動作の優先度を下げよう
動作の優先度は「Normal」を標準にして「Real-time」方向が優先度が高く「Idle」方向では優先度が下がる。ネックになっているソフトの優先度を下げればOSは安定して操作可能になるはずだ