アニメのモデル都市を「聖地巡礼」するオタクたち
アニメや漫画の中に実在の都市が描かれることは少なくないが、モデルとなった街を熱心なファンたちが訪れる「聖地巡礼」がブームとなっている。作中で描かれた場所を訪れて比較しているサイトもあるぞ。
アニメ、ゲーム、マンガ作品などの舞台になった実際の場所に訪問することを聖地巡礼という。ネットでは「涼宮ハルヒの憂鬱」の兵庫県西宮市や「ひぐらしのなく頃に」の岐阜県白川郷などが有名だったが、とりわけ昨年から今年にかけて話題だったのは「らき☆すた」のモデルとなった埼玉県鷲宮町だ。地元の商工会が作品に対して極めて好意的で絵馬型ストラップなどのグッズを積極的に生産。舞台の1つ鷲宮神社では公式参拝イベントを行ったり「らきすた神輿」を出すなど町おこしとして大きな役目を果たした。
■巡礼の旅に出かけよう
作品のモデルになった土地や聖地巡礼のレポートは「舞台探訪アーカイブ」から大量にリンクされている
レポートを読むとオタクでなくても「おお、ほんとだ」とか「作品内でよく再現されてるな」と楽しめる
鷲宮町は「らき☆すた」の出演声優を招いたりキャラクターのイラスト入り福引き券を配布するなど聖地巡礼を町おこしにフル活用中
2008年10月28日 01時11分