ツール入りUSBメモリでネカフェのマシンをオレ専用PC化!
ネットカフェのPCは使いにくいことこの上ない。PCをカスタムしまくっているネトラン読者だと、必要なツールを全部インストールしていつもの環境を作るだけで小一時間かかってしまうはず。USBメモリにツールを入れて、ネカフェのPCに差し込むだけで自分の環境が再現されるようにしてみよう。
会社や学校、ネットカフェなどで、普段から使い慣れたツールを利用するため、ツールをUSBメモリに入れて持ち歩くと便利だ。インストーラを使わず、解凍してすぐに起動できるタイプのツールであれば、基本的にすべてUSBメモリ内からでも起動できる。利用しない手はないぞ。ただ、少し面倒なのは、ショートカットを作成できないこと。USBメモリは、接続するマシン次第でドライブレターが変わってしまうからだ。自宅でメモリ内に作成しておいたショートカットが、外出先マシンに接続しても機能しない場合が多いので困ってしまうのだ。
そこで、ドライブレターが変わっても問題なく利用できる、USBメモリ専用のランチャツールを入れておこう。オススメしたいのは海外製の「PortableStartMenu」だ。メモリ内のツールをカテゴリ分けして登録し、タスクトレイアイコンから起動できるので便利だぞ。さっそく、USBメモリに仕込もう。
■ USBメモリ用ランチャで快適にツールを起動
Portable Start Menu | ||
作者:GmbH |
「PortableStartMenu」をインストール。途中で「Portablesetup」を選び、USBメモリのドライブを選択する
インストール後に表示されるウインドウで「Yes~」をクリック
USBメモリ内に詰め込んだ各種ツールを登録していこう。「Newfolder」でのカテゴリ分類も可能だ
「Portable Start Menu」はタスクトレイに常駐する。左クリックから登録済みツールを起動できる
例えば、iPod用のUSBケーブルを持ち運び、USBメモリ内に「Pod野郎」を入れておけば、会社で友達にiPodを借り、中の音楽を吸い出してゲットできるぞ
マシンを使い終わったら「Close~」を選択しよう。USBメモリ内から起動したツールがすべて終了され、安全な取り外しが行われる
USBメモリの接続時に表示されるメニューで「Usb-Menu」を選択すればランチャが自動起動される