出先から「WallCooler VPN」で自宅PCを安全&簡単に制御

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会社や学校などの出先マシンから自宅マシンを遠隔操作したり、自宅マシン内のファイルを取り出すために便利なツール「WallCooler VPN」がリリースされた。ルーターやPFWなどの設定が不要な点と、全ての通信が暗号化されるため盗聴されない点が長所だ。

「WallCooler VPN」は、例えば自宅と会社といったように離れた場所にある複数台のマシンを、仮想的に同じ家庭内LANに配置するツールだ。リモートデスクトップによる遠隔操作、共有フォルダによるファイルアクセスなどを行うことができるようになる。Skypeなどと同様の仕組みで接続を行うため、ルーターやPFWなどの設定を行う必要なしに、基本的に全ての環境で利用可能だ。しかも通信が暗号化されるため、ホットスポットなどで利用しても、例えば遠隔操作中にデスクトップ画面、ファイル転送時に転送しているファイルを盗まれる危険がない。リモートデスクトップを使うため、アクセスされる側のOSがPro版でないと遠隔操作機能は使えないが、自宅OSがProな人や、会社OSがProな人(の中で自宅から会社マシンにアクセスしても怒られない人)にはオススメだ。

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まずWallCoolerのユーザー登録ページで登録を行う。

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アクセスされる側のマシンでリモートデスクトップを有効にしておく。コントロールパネル「システム」の「リモート」タブで設定を行おう。

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アクセスされる側のマシンで、WallCoolerを作者のページからダウンロードしてインストールし起動。作成したアカウントでログイン。

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「Status」が「Online」になったら正常動作だ。出先からアクセスしたいフォルダは右クリック「プロパティ」から共有し、適当にツールを起動するなりして外出しよう。

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さらに、アクセスする側のマシンでも同様にWallCoolerを起動し、先ほどと同じアカウントでログイン。「Available~」にアクセスされる側のマシンが見えるはず。選択して「Connect」。

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接続に成功すれば、「Remotre Desuktop~」でリモートデスクトップ接続を行える。クリップボードを共有できるなど、遠隔操作ツールとしての基本的な性能は問題なしだ。

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「Remote Shared Folder~」でアクセスされる側マシンの共有フォルダにアクセスできる。使い方次第で色々と便利なツールだぞ。

執筆:tokix (tokix.net)

2008年08月28日 21時37分
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