Googleマップの「ストリートビュー」が日本でも始動
街の風景をGoogleマップの上で見る、「ストリートビュー」機能が日本でも始まった。本家アメリカではプライバシー侵害で訴えられたりするほどに、超膨大な情報が公開されるサービスだ。自分の会社や家も写っているかも?
ストリートビューは、マップでの検索結果上で道路を選ぶと、その道路から見た実際の写真が表示されるというサービス。日本でもGoogle自動車が撮影を行っている風景が5月に目撃されており、「近日中にサービスが始まるのでは?」と言われていた。マップに新しく追加された「ストリートビュー」ボタンを押すことで有効/無効を切り替え、有効時に青く表示されている道路が「ストリートビュー」情報登録済み。東京・大阪あたりは、都心部に限らず住宅街までを含め、既にかなりの密度で情報が登録されているぞ。札幌・函館・仙台も中心部は情報登録済み。
Googleマップで検索を行うと、検索結果の道路が青くなっている(秋葉原の検索例)。人アイコンをクリック。
その場所から見た道路の写真が表示される。写真上の矢印で移動したり、左上の矢印で回転を行ったりしながら歩いていこう。
人アイコンをドラッグ&ドロップ、別の青い道路をクリックしてワープ。秋葉原は主立った通りが全て登録されている印象だ。
住宅街でも普通に写真が登録されている。Googleの車はロゴ入りプリウスだったらしいんだけど、いつの間に俺の家の前を通ったんだ!?なんて思うかも。
一応通行人の顔にはモザイクがかかっているが、知り合いなら分かるんじゃ?というレベル。自分の住所を検索したら、自分の家の前に立っているのが、明らかに数年前に別れたはずの恋人だ……なんてホラー体験をする人も出るかも。
東京周辺の登録状況は左SS。23区を中心に千葉~さいたま~八王子~町田~川崎あたりは、住宅街も含めてほぼ全ての道路が網羅されている。
大阪周辺の登録状況は左SSのような感じ。「ストリートビュー」ボタンを押せば青表示がオフになる。
執筆:tokix (tokix.net)