Windows標準より高速/高機能なファイル検索を行う「FileSeeker」
Windowsにもファイル検索機能が搭載されているが、あくまで最低限の機能/性能だ。標準ファイル検索より高速で、RARやLZHなど各種圧縮ファイル内からもファイルを検索できる高機能な検索ツール「File Seeker」を使おう。キーワードが含まれているテキストファイルを検索することも可能だ。ファーストリリースではないのだが、最近完成度が上がってきており、Win標準検索機能に対する完璧なリプレイスになりつつあるので紹介する。海外製だが既に日本語化パッチも登場しているぞ。
FileSeekerを作者のページからダウンロードしインストール。インストール後に日本語化パッチをパッチ作者ページからダウンロード。プログラムパスを指定するタイプのパッチなので、解凍後適当なフォルダから起動し日本語化を行う。
「ファイル検索」タブで、ファイル名をキーワードにした、いわゆるWin標準的なファイル検索を行う。編集部のテストでは、左SSのように検索を行った場合、FileSeekerは3秒、Win標準だと6秒。確実に標準検索よりも早い。
「フィルタ」タブで圧縮ファイル内を検索するか否かといった設定を行う。ZIP,RAR,LZH,CAB,GZと一般的な形式は網羅されている。
エクスプローラから直に呼び出せないと……という人はフォルダ右クリック「Seek with File Seek」。そのフォルダをFileSeekerで開くことができる。
「検索範囲」タブで、テキストファイル内を対象にした検索も可能。拡張子を任意に追加できるのもポイントだ。ただ、正規表現は使えず、テキストファイル内部検索を専門にするgetiaなどと比較すると遅い。テキスト内検索を多用する人にはgetiaなどを併用することをオススメする。