SSDの残り寿命は?アクセス頻度からSSDの耐用年数を試算するツール
最近はCドライブに、軽量で高速なSSDを使ったPCが増えてきたが、SSDの大きな欠点が容量の小ささ、そして寿命だ。書き換え回数がHDDよりも短いと言われるSSDの残り寿命が気になるなら、「SsdReady」で計測してみよう。
「SsdReady」は、SSDの寿命を測定できるツールだ。SSDの利用状況からアクセス頻度を測定し、そこから現在の利用状況が続いた場合、どのくらいでSSDの寿命に到達するかを予測する。使い方はシンプルで、測定を有効にした状態で、いつも通りPCを使い続けるだけ。SSDへのアクセス頻度にはムラがあるため、ある程度の期間、測定し続けることで、予測値がより正確になる(SSDの劣化を調べるものではないのに注意)。
SSDのドライブを利用している人は、SSDに現在の負荷を与え続けた場合、後どれくらい持つのか、調べてみよう。
■ 日頃のSSDのアクセス頻度から残り寿命を試算する
「SsdReady」を公式サイトからダウンロードし、インストールしよう。起動したら「Drives」から、測定したいドライブにのみチェックボックスを入れる。複数のドライブを選択した状態だと正確な計測が行えないので注意
左上の「Start」をクリックしよう。ドライブへの書き込み頻度の測定が開始される
画面の下に「Monitoring」と表示されていればOK。この状態でいつも通りパソコンを使い続けよう
ドライブへのアクセス頻度を元に、1日あたりのデータ転送量が算出される(「Writes / day:」)。末尾に「(w)」が付いている方は、最もアクセス頻度が多かった場合を想定して試算した数値
「Approx ssd life」にSSDの残り寿命が表示される。ただし、計測期間が短いと不正確な数値が出る。計測時間は「Monitoring time」に表示されるので、ここで最低でも半日程度経ってからの測定結果を参考にしよう