古いHDDを使う前にチェック HDDの使用時間と電源投入回数を調べる
長く自作パソコンを乗り換えてきたユーザーは、過去に使ったHDDが大量にあるはず。まだ使えそうなHDDを再利用したいが、どれが古くしてどれが新しいのか分からない……。そんなときは、「CrystalDiskInfo」
で使用時間と電源投入回数を調べてればよい。
「CrystalDiskInfo」は、HDDやSSDなどストレージデバイスのコンディションを計測するツール。使用中の温度やエラー頻度などを調べるのに使われるが、HDDの使用時間や電源投入回数も知ることが可能だ。
このツールを利用して、年季の入ったHDDがどれくらい使われているのかを調査できる。HDDは長く使用するほど突然死などのトラブルの可能性が高まるので、「手持ちのHDDでどれを残すか」の判断に利用したい。
■ HDDの電源投入回数・使用時間を調べる
「CrystalDiskInfo」を公式サイトからダウンロードし、インストール。右クリックメニューから「管理者として起動」を選択して起動しよう
パソコンに接続しているHDDが上に表示される。情報を調べたいHDDををクリックしよう。カーソルを置くと容量やメーカー名が表示されるぞ
「電源投入回数」「使用時間」の項目をチェック。長期間使用したHDDは、ここの数値が多くなっている。これで、どれくらい消耗しているHDDなのかを判別しよう。画像のHDDは、電源投入回数「1245回」、使用時間は「2万7251時間」。かなり使い込んであり、いつトラブルが起きてもおかしくない……
こちらはほぼ新品のHDDの数値。電源投入回数は「27回」。使用時間は「10時間」。トラブルの可能性が少なく、今後長く使い続けられそうなHDDだ
2014年06月01日 20時08分