自前コーデックで様々な形式を再生できる「XUL Player」
「XUL Player」は、Firefoxなどと同じ「XUL」でGUIを構築したマルチメディアプレイヤーだ。動画の再生部分は、オープンソースで開発されている「MPlayer」がベースになっている。MPlayerは、自前のコーデックで様々な形式を再生できるのが便利だが、GUIが使いづらいため、同様の特徴を持つ「VLC MediaPlayer」に比べると今ひとつ人気がなかった。XUL Playerでは、メニューバーやステータスバーなどの標準的なGUIが搭載され、使い勝手がかなり向上しているぞ。明るさの変更や倍速再生などの機能も利用可能だ。いずれは、Firefoxなどのように高度なカスタマイズや機能拡張も可能になるかも知れない。今後の発展に注目したいソフトだ。
ウィンドウにファイルをドロップしたり、「File」ボタンから再生するファイルを選択すれば、再生が開始される。
下部のドロップダウンリストからは、GUIの表示モードを選択できる。「Full View」にすれば、様々な設定を行うパネルが表示されるぞ。
2007年10月09日 23時46分