ウェブのフォームの入力はコレで完璧 Chromeに定型文を登録する決定版拡張
ブラウザからフォームなどの入力欄に、何度も同じような文章を入力している人は、文面を定型文として登録し、いつでも呼び出せるようにしておくと便利。これまでGoogle Chromeの定型文拡張はどれもイマイチだったが、決定版と呼べるツールが登場しているぞ。
文章入力、特にコードの記入やメール作成をサポートしてくれる定型文アプリは、あると非常に便利。Firefoxには「Clippings」という定番のアドオンがあるのだが、Google Chromeの定型文拡張は使いづらいものが多く、FirefoxからChromeへの移行を妨げる要因の1つであった。
そんな中で「Insert Text」は、文句なしにおすすめできる拡張だ。昨日はClippingsとほぼ同等、右クリックメニューの中に、フォルダで階層分けして定型文を登録しておける。シンプルだが非常に使いやすく、データのインポート・エクスポートにも対応しているので、PC環境の移転の際も安心だ。
ブログやウェブサイトでブラウザからコードを入力する人、また、ウェブメールで決まった文面のメールをよく送る人は、定型文を登録しまくってぜひ活用してもらいたい。
■ Chromeの右クリックメニューに定型文を登録する
「Insert Text」をChromeWebStoreからインストールしよう
Chromeのタスクバーにアイコンが追加される。クリックして設定画面を開こう
「Manage Texts」で定型文を設定。「Create Text」ボタンをクリックしよう
定型文の見出しと本文を入力する。定型文をフォルダ分けしたい場合は、作成したフォルダをこの画面で指定する。「Plain Text」が選択されているのを確認して「Save」をクリック
さっそく作成した定型文を入力してみよう。フォームなどの入力欄の上で右クリックメニューを開くと、「Insert Text」の項目に定型文の見出しが表示される。クリックすれば、設定した内容がフォームに入力されるぞ
Insert TextはHTML形式のリッチテキストにも対応している。設定画面で「Rich Text」を選択すると、定型文のフォントやサイズを変えたり、リンクにすることができる
リッチテキストの定型文は、リッチテキストに対応したウェブメールなどに利用しよう。指定したフォントやリンクの設定はそのまま、定型文が入力される。リッチテキスト非対応のフォームに入力した場合は、HTMLのコードがそのまま出力される