スマホと無線で接続して直接取り込めるスキャナ+Wi-Fiユニットが値下げ
資料などを持ち運ぶさいに、紙の束をどっさりかばんの中に詰め込んで移動するのは重くて面倒だ。スキャナで書類をデジタルデータ化して、スマホやクラウドに入れておけば、サッと必要な書類を取り出して画面で確認できるので便利。キヤノンから発売されたモバイルスキャナ「Image FORMURA DR-P208」とWi-Fiユニット「WU-10」なら、無線でスマホからスキャナを操作して、直接紙の書類をデジタル化できるぞ。
●専用ソフトでモバイル端末から直接スキャン。タブレットならUSBでも接続可能
「DR-P208」は、重量わずか約600gという軽量なモバイルスキャナ。312.5mm(W)×40(H)×55.5(D)mm(トレイ収納時)と折りたたみ傘程度の大きさなので、手軽に持ち運んで使用できる。光学解像度は600dpi。モバイルタイプでありながらオートドキュメントフィーダ(ADF)を搭載しており、最大10枚の原稿をまとめて連続スキャンすることが可能だ。
そして本サイトの読者にとって魅力的なのが、AndroidスマホやiOS端末などモバイル機器から直接操作して、無線LAN経由でスキャンを行うことができること。別売りのWi-Fiユニット「WU10」をDR-P208にUSBで接続し、モバイル端末に専用アプリの「CaptureOnTouch Mobile」をインストールすることで、スマホやタブレットからの直接取り込みが可能となる。
「CaptureOnTouch Mobile」を利用したときの解像度は150dpi/300dpi。カラー/モノクロでの片面/両面読み取りが可能。対応OSはAndroid 2.3.3以上とiOS4以上となっている。またアプリは、手書きのメモをモバイル端末に簡単に保存し整理・活用できる、コクヨS&Tの「CamiApp」とも連携できる。
このほかAndroidタブレットならば、USBケーブルで直接DR-P208に接続可能。メーカーで動作確認済みの端末は、Acer ICONIA TAB A200/A500、NEC LifeTouch L、Sony Tablet Sとのこと。実売価格は、DR-P208本体が2万2500円前後から1万6800円程度に、Wi-FiユニットのWU10が1万2980円から1万1800円程度に値下がりしている。スキャナを持ち歩いて、出先で書類をガンガン取り込んで活用したい人は要チェックだ。
・Canon ドキュメントスキャナ DR-P208
・Canon Wi-Fiユニット WU10
・キヤノン:ドキュメントスキャナー DR-P208 概要
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