携帯動画変換君のフィルタを変更すれば容量を小さくすることは可能だ
携帯動画変換君に最初から付属しているフィルタを使えばとりあえず携帯で再生する動画を作成することはできる。容量を調整したい場合はフィルタのパラメータを自分で変更してみるといい。パラメータを変更することで、動画の圧縮率などを変更することができるからだ。今回は容量を削減するのが目的なので、携帯動画変換君に付属しているフィルタを変更し「ビットレート」を下げてみるぞ。そうすることで、動画の容量をグッと削減することができるのだ。(もちろん画質は悪化するが、長時間の動画を携帯で見たい場合には有効なのだ)
携帯動画変換君を起動し、画質が悪いが長時間記録できるタイプのフィルタの名称を覚えておく。今回は「SH900i用 長時間(240x176,15fps,192kbps)」を変更してみる
携帯動画変換君のフォルダの中に入っている「Transcoding.ini」をテキストエディタで開く。「Transcoding.ini」がないという人は、一度携帯動画変換君を起動し、自分の携帯に合った設定を選択しておく
「Title=覚えておいたフィルタ名」の行を探す。今回の場合は「Title=SH900i用 長時間(240x176,15fps,192kbps)」だ。
今回のフィルタは動画のビットレートが「192kbps」なので「192」という記述を探す。発見したら、適当に数値を下げて(例えば「192」から「128」に)Transcording.iniを上書き保存する。
数値を変更したフィルタを使って携帯動画変換君で再度エンコードする。
できあがった動画のサイズを比較してみるとファイルサイズを小さくすることに成功したぞ。(128kbpsのものがフィルタの数値変更後)