謎の黒いオブジェの正体はマウス 継ぎ目ひとつない究極のシンプルさが魅力の「Stealth Touch Mouse」
一見すると謎のオブジェのようだが、実はこれはマウス。「Stealth Touch Mouse」はボタンもホイールもコードもないという、これまでにないデザインのマウスだ。表面は完全にツルツルで継ぎ目ひとつない。操作はマウス表面のタップとフリックで行う方式。マウスに極限のシンプルさを求める人はぜひ。
「Stealth Touch Mouse」では、クリックボタンやホイールといった可動領域は1つもなく、完全にタッチセンサーのみで操作する。左右クリックボタンがある位置と、ホイールのある位置で指を動かせば、通常のマウスと同じように操作できる(物理的な反応は一切ない)。本体を持ち上げるとプレゼンテーションモードに切り替わり、ページの「送り」「戻し」などの操作をスワイプで行えるようになるぞ。電源は単4形電池2本で、PCとは2.4GHz帯によるワイヤレス接続となっている。
アップルのMagicMouseを皮切りに、タッチセンサー式のマウスは各社から登場しているが、この製品はその流れの極限ともいうべき製品。その分、必ずしも使いやすいとはいえないが、最先端のマウスを使ってみたい人や、徹底的に無駄を削ぎ落としたシンプルなハードウェアを愛する人におすすめしたい。
2012年08月23日 11時02分