著作権保護機能「CPRM」に対応した7インチAndroidタブレット
最近ではBD/HDDレコーダーなど、「CPRM」という著作権保護機能を採用した製品が増えて来ている。AndroidタブレットはこれまでこのCPRMに対応した製品はなかった。加賀ハイテックの「Meopad ADVANCE MEO-T780A」は、そのCRPMに世界で初めて対応したAndroidタブレットだ。
「Meopad ADVANCE MEO-T780A」は、世界初のCPRM対応Androidタブレット。OSとしてはAndroid 2.3を搭載しており、タッチパネルは7.0インチで800×480ピクセルとなっている。CPUは1GHzでメインメモリはDDR 512MB。外形寸法は約206(W)×118(D)×14(H)mmで、約400gと手頃な重さとなっている。
CPRMについては、現状では同社が発売している動画入りSDカードソフト「モバコンHQ」に対応。モバコンHQはまだなじみのない人が多いだろうが、Androidスマホ/タブレット向けに開発された規格で、MicroSDカードに書き込んだ最高960×540ドットの高画質で視聴できるもので、対応ソフトも続々発売されている。Meopad ADVANCEではこの「モバコンHQ」を手軽に再生することができる。
インターフェイスが充実しているのが特徴で、Type AのUSBポートを標準で搭載している。Androidスマホで標準的に使われているmicroUSBや、miniUSBではなく、通常サイズのUSBポートなので、USBメモリも変換コネクタなしでそのままさせるのは便利。このほか1920×1080ドット(1080p)の高解像度で映像を出力できるHDMIミニ端子も搭載している。
執筆時点では、紀伊国屋書店のWebサイトで「ハリーポッターと賢者の石」のモバコンHQソフトとのセットが、2万9800円で販売されているぞ。