Firefoxの魅力は機能を拡張する多種多彩なアドオンにある。しかし数が多すぎて、どれを導入すべきか分からなくなっている人もいるに違いない。今回は、Firefoxを使う上で絶対に欠かせない基本のアドオンを紹介。見落としがないかしっかりチェックしよう。

マウスカーソルの挙動によってブラウザを操作できるマウスジェスチャー。「覚えるのが面倒臭そう」と敬遠している人も多そうだが、よく使う動作、例えば「タブを閉じる」だけ割り当てても、操作効率は劇的に向上する。Firefoxの定番「FireGestures」を利用しよう。

詳細はこちら→Firefoxマウスジェスチャーの新定番「FireGestures」

Firefoxが最大のライバルであるChromeにもっとも差を付けられているのが「軽さ」。長く使い続けると動作速度が低下するという構造的結果をFirefoxは抱えている。Firefoxを使い続けるなら、定期的にデータベースをリフレッシュして当初の軽快さを取り戻せるアドオン「Vacuum Places Improved」が欠かせない。

詳細はこちら→もっさりFirefoxが劇的に軽くなる「Vacuum Places Improved」

Firefoxのダウンロード系アドオンは選択の余地はほとんどない。「VideoDownlaodHelper」という非常に優秀なアドオンがあり、それが1本あれば他はいらないという状況になっているからだ。現行のほとんどのサービスに対応し、ワンクリックで動画・画像のダウンロードが行える。

詳細はこちら→Firefoxの画像ぶっこぬき最強アドオンは「VDHelper」でキマリ

タブの拡張はIEやChromeが対応しておらず、Firefoxの独壇場となっている分野。Firefoxには「Tab Mix Plus」という強力なタブ拡張アドオンがあるが、設定項目が多すぎるため、「初級編」にはふさわしくない。ここではより軽量で機能も整理されている「Tabberwocky」をオススメしたい。

詳細はこちら→TabMixPlusより軽いFirefoxタブ改造アドオン「Tabberwocky」

TwitterやTumblr、またはGoogleの検索結果の画面など、複数のページにわたって情報が記述されているサイトを、格段に見やすくするのが「AutoPagerize」。ページの続きを継ぎ足し、スクロールするだけで延々と読み続けられるようにするスクリプト。これ無しではウェブを見る気がしない、というほどの熱狂的なファン多数。

詳細はこちら→次ページを延々とスクロールし続けるFirefoxアドオン

ブックマーク、履歴、パスワード、現在開いているタブなど、Firefoxの情報をオンラインに保存するアドオン。Firefoxを別のマシンにインストールしたときやFirefoxを再インストールした後でも、「いつもの」環境に戻すことができる、必携のアドオン。

詳細はこちら→Firefoxの個人データをオンライン同期する「Firefox Sync」